2023年07月28日 12:59

ブックオフコーポレーションは、岩手県西和賀町と書籍を通じた地域振興の取り組み等を行う地域連携協定を7月21日に締結し、ブックオフ初の試みとなる「ふるさとブックオフ」を西和賀町湯本屋内温泉プールロビーに8月2日、オープンする。

書店が無い自治体は全国456市町村(26.2%)に及び、子どもが本に親しむ機会が損なわれるなど地域間格差が問題とされている(出版文化産業振興財団調査)。ブックオフグループの経営理念は「全従業員の物心両面の幸福の追求」と「事業活動を通じての社会への貢献」であり、これまで様々な事業活動を通じて地域社会と密接な関係を築いてきたが、より踏み込んだ形での地域社会への貢献、並びに、文化資本格差の解消と施設の活性化を目指し、本を基軸としたサステナブルなサービス、コミュニティスペースを提供する「ふるさとブックオフ」を展開することになった。

全国初となる「ふるさとブックオフ西和賀町湯本屋内温泉プール店」は、廃校の本棚を売場に活用し、ロングセラーの書籍、コミック、文庫本や児童書、絵本、洋書など、常時約3000点を取り揃え、価格は100~300円(すべて税込)で販売する。

オープン初日営業開始時間は8月2日13時30分。通常時営業時間は10時~18時(夏休み、冬季期間は変更あり)。定休日は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)。場所は、湯本屋内温泉プール(西和賀町湯本30地割82-1)。

「ふるさとブックオフ」ホームページ