2023年07月27日 19:00

山形県山形市が発行する冊子「地球温暖化対策実行計画」と「ウォーキングマップ」に、TBMの「LIMEX Sheet(ライメックスシート)」が採用された。LIMEXは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上(重量比)含む、無機フィラー分散系の複合素材。紙と比較して、水資源を約97%削減することができ、原料に木材パルプを使用しないため、天然資源の保全に貢献する。
LIMEX Sheetを製造している白石工場と多賀城工場は、実質「100%再生可能エネルギー」「CO2排出係数ゼロ」の電力を使用している。メニュー表やPOP、電飾フィルムなど様々な用途に対応できる多様な製品をラインアップ。通常の紙よりも、耐久性と耐水性に優れているため、屋外用途でも安心して使用できる。
一方、山形市では、市域全体の温室効果ガスの削減を推進し、地球温暖化の防止を図るため、2012年4月に「山形市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定。省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの導入などの対策・施策を推進している。
このたび、2023年3月の本計画改定に伴って冊子を制作するにあたり、自然資源の保全に貢献できるLIMEXの環境性能を評価。また、山形市と山形市健康づくり運動普及推進協議会が協同で制作している「ウォーキングマップ」にも、「雨や雪などの水に濡れても耐久性のあるもの」という要求仕様を満たすLIMEXの耐久性・耐水性が評価された。本マップは市役所や市内公民館・コミュニティセンターなどの市有施設で配布している。