2023年07月19日 09:47

東京二期会は、日本オペラ振興会、関西二期会、関西芸術振興会・関西歌劇団、びわ湖芸術文化財団の5団体の正会員と、新国立劇場運営財団の準会員からなる「一般社団法人グランドオペラジャパン(英名:Grand Opera Japan Association)」を新たに発足した。
グランドオペラジャパンは、「芸術は生きる力」をモットーに、オペラや声楽の振興と普及を通して日本国内の文化芸術の発展に寄与することを目的として発足した。「グランドオペラフェスティバル in Japan」をはじめとするさまざま事業をもって、会員の活動を支援するとともに、オペラ、声楽に関する調査研究、オペラ公演環境の整備等を行っていく。
今回7月末から開催される「2023グランドオペラフェスティバル in Japan」では、東京二期会によるヴェルディの「椿姫」「ドン・カルロ」、藤原歌劇団のプッチーニ「蝶々夫人」「ラ・ボエーム」、関西二期会モーツァルト「魔笛」、ビゼー「カルメン」、関西歌劇団チレア「アドリアーナ・ルクヴルール」の計7演目を披露する。会場は北海道から九州・福岡までの全15会場にて公演。誰もが一度は耳にしたことのある有名な作品ばかりを選び、日本各地にて届ける。なお、これらの公演は文化庁文化芸術振興費補助金「統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2)」および「舞台芸術等総合支援事業(キャラバン)」の支援を受けての開催となる。