2023年07月19日 09:03

ギフティ、自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム」を、島根県出雲市に採用された。これにより、7月18日より出雲市内での「旅先納税」)がスタートし、返礼品として電子商品券「いずもe街ギフト」の発行が開始された。

「旅先納税」システムの採用は山陰地方では初の案件であり、本システムの導入自治体数は、本件を含めて全国で30自治体となる(7月18日時点)。なお、出雲市は、2022年11月に締結した日本航空との業務提携契約のもと、両社の協業により「旅先納税」を採用された初の自治体となる。

「いずもe街ギフト」は、出雲市内での外出や観光を楽しみながら地域経済に還元することができる、「旅先納税」の返礼品となる。7月18日より、市内の飲食店・宿泊施設をはじめとした加盟店53店舗での精算時に利用可能となる。寄附額に応じて、1500円~30万円まで全8券種の「いずもe街ギフト」が返礼品として贈られる。受け取り・利用の際には、アプリなどのダウンロードは必要なく、加盟店での会計時に1円単位で利用できる。

加盟店での処理も大変簡単で、利用者のスマートフォンで「いずもe街ギフト」の二次元コード読み取り画面から、事前に店舗に設置された二次元コードを読み取った後、使用金額を入力・確定し、加盟店に支払い完了画面を提示することで支払いが完了する。二次元コード読み取り時に「消し込み」という処理が行われ、そのタイミングで利用済みのチケットとして認識されるため、再利用等の不正利用を防ぐことができる。