2023年07月18日 13:02

ポーラ伝統文化振興財団は、事業の一環である「伝統文化ポーラ賞」の令和5年度各受賞者を決定した。
ポーラ伝統文化振興財団は、「本当の美しさは、内面の美や心の豊かさを伴ってこそ初めて実現する」という想いの下、豊かな社会と文化の向上に寄与すべく、1979年に設立。日本の優れた伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事などの無形文化財を対象に、保存・伝承・振興の活動を行っている。
「伝統文化ポーラ賞」は、伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事など、無形の伝統文化の分野で貢献され、今後も活躍が期待される個人・団体に対し、更なる活躍と業績の向上を奨励することを目的としており、今年度で43回目を迎える。令和5年度「第43回伝統文化ポーラ賞」は優秀賞2件、奨励賞2件、地域賞4件の合計8件を表彰する。今年度の優秀賞は、陶芸作家の石橋裕史さん、能楽囃子大鼓方の亀井広忠さんに12月13日、「ザ ・ペニンシュラ ホテル 東京」にて行われる贈呈式で授与される。
また、無形文化財の魅力を多くの人々に体感してもらえるよう、本年度の受賞者に焦点を当てた受賞者記念展を12月13日〜27日まで「ポーラ ミュージアム アネックス」(東京・銀座)にて開催する(詳細は後日、改めて発表)。同財団は無形の伝統文化を次世代に継承すべく、これからも永く振興を続けていく。