2023年07月12日 19:26

マインディアは、マインディアが提供するオンライン定性調査プラットフォーム「Mineds for Insight Data」の自動文字起こしにWhisper(OpenAI社)を導入した。従来より提供していた日本語音声の自動文字起こしにおいて精度が大幅に改善したことに加え、英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語の自動文字起こしにも対応した。
Mineds for Insight Dataはオンライン定性調査プラットフォーム。オンライン上にミラールームを再現したデプス、グループインタビュー機能、インタビューの動画データの蓄積、社内共有機能、動画データから自動でのAI文字起こし生成機能を有している。これらの機能は当初から開発を行っていて、オンラインインタビュー機能については2020年4月に特許権を取得した。
以前からAIを活用した自動文字起こし機能を提供していたが、利用しているクライアント企業より「音声認識の精度をもっと上げられないか」「海外での調査を行った際に、日本語以外の言語の文字起こしができないか」という要望を多く受けていた。その要望に応えるためにマインディアではさまざまな音声認識モデルを用いてテストを行い、結果として最も音声認識精度が高かったWhisperを採用した。
Whisperを採用することで、従来提供していたものと比べて音声認識の精度が大幅に向上したことに加え、日本語以外の言語にも対応できるようになった。また、文字起こしが完了するまでの時間も従来の4分の1程度に短縮された。