2023年07月11日 12:27

ダイナテックは、7月5日、宿泊予約システム「Direct In S4(ダイレクトインエスフォー)」において、部屋売り機能をリリースした。これまでの「人数(1人あたり〇〇円)」に加え、「客室(1室あたり〇〇円)」での設定ができる部屋売り機能を、標準機能として追加する。

この「部屋売り」は、旅館やグランピング施設、リゾート施設をはじめとした、1室を大人数で利用できる施設の販売形式に適した価格設定で、施設からの要望も多く挙がっていた。またwithコロナ時代がはじまり、インバウンド需要が高まりをみせる中、海外で一般的な部屋売りを標準実装することで、Direct In S4ユーザーにおける自社予約の強化を支援する。

本機能では、プランごとに販売単位の設定を変更することが可能。通常は「人数売り」で販売している施設でも、閑散期にはお得な「部屋売り」を設定するなど、シーズンや利用状況に合わせた使い分けもできる。また「部屋売り」では、1室に対しての基本料金だけでなく、基本人数以上の場合には利用人数に対して追加料金を設定することも可能。例えば、4名以上の利用でエクストラベッドが必要な場合、基本の客室料金に加え、4名以上になると1人あたりの料金をプラスする設定ができる。

Direct In S4は、今後も施設タイプに合わせたベストな販売方法を提供する。近日中にクーポン機能のリリースも予定しており、マーケティング活動を推進しながら、さらなる自社予約の集客強化につながる開発を進めていく。