2023年07月10日 16:01

美術検定協会は、「2023年美術検定」オンライン試験(3級、2級、1級)の申込受付を7月10日より開始する。
美術検定は、美術の知見と知識を高め「みる力」を養うプログラムとして、4レベルを設けた検定試験。美術は、作品を「つくる力」だけで生み出されてきたわけではない。人々の「みる力」によって、育まれ伝えられてきた。作品を知り、作家やその時代・社会を知れば、作品からもっとたくさんのことがみえてくる。美術検定は、人々の「みる力」のステップアップを応援する。
各級のレベルは、「4級」(西洋美術・日本美術の基礎知識として、代表的な作品や作家を知る)、「3級」(西洋美術・日本美術の基礎知識に加え、動向や形式など美術史に関わる概念を理解し、歴史的な流れを知る)、「2級」(美術に関する幅広い知識を持ち、美術史に関わる様々な概念を理解する。また美術鑑賞の場の役割や現状を理解する)、「1級」(美術に関する幅広い知識・情報をもとに、美術作品や美術をめぐる動向について自身で解釈・思考ができる。さらに他者に対し、作品のより深い理解へ導くための具体的なナビゲートの方法や手段を考えることができる)。
受験料は、4級:3970円、3級:6110円、2級:7950円、1級:9990円(すべて税込)。実施日は11月11日・12日(4級は通年を通し受験可能)。申込期間は7月10日~11月5日。実施方法はオンライン試験。