2023年07月07日 15:31

ソマノベースは、「山づくりで土砂災害の人的被害をゼロにする」をビジョンに掲げて事業を展開している。この度、和歌山県で「アドベンチャーワールド」を運営するアワーズが、同社の「MODRINAE」へ参加することとなった。

戻り苗は、誰もが山づくりに参加できる新しい観葉植物。「MODRINAE」は、どんぐりから苗木を育てるセットになっており、購入者の元で育った苗木を同社が引き取り、山へ植林する。育てる期間は約2年間。その後、苗木が植林される和歌山県の木材を使用した製品を購入することも可能。

アワーズ社では、企業理念である「こころでときを創るSmileカンパニー」のもと、3つのSmile(社員・ゲスト・社会)の創造に取り組んでいる。ソノマベースの奥川さんのミッションは、「土砂災害による人的被害をゼロにする」。これは奥川さんの実体験から、人の命を守るには森を守らねばならない、そのためには林業の在り方を変革するという地域の課題でありながら、人と自然とのSmileを考えさせられる大きなチャレンジ。アワーズではその思いに深く共感し、全社員で「MODRINAE」を一緒に育て、ミッションに向けて行動することにしたという。

今回パーク開園45周年の記念品として、好きな動物のデザインと、本人のネーム入りの「MODRINAE」をスタッフ1人1人に配布。それぞれが自宅で苗を育て、2年後にみんなで植林することを目指す。