2023年07月05日 19:05

相模原市は、アドバコムが発行する子ども環境情報紙「エコチル」相模原版を7月3日に創刊した。
相模原市は、6月25日に開催された「さがみはら環境まつり」において、アドバコムと「環境教育の推進に関する連携協定」を締結した。同協定により、同社が発行する子ども環境情報紙「エコチル」相模原版が創刊され、今後、市内小学校及び義務教育学校に在籍する全児童に、毎月約34000部が配布される。
「エコチル」とは、「エコロジーチルドレン」の略語で、「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」、「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームになろう」という思いから、アドバコムが2006年に発刊したタブロイド判の子ども環境情報紙。これまでに北海道版、東京版、横浜版、湘南版、静岡版、大阪版、長野版等が各自治体と連携する形で発刊され、各地の環境教育に役立てられている。今回の連携協定の締結は、「地域社会をエコでつなぎ、地球のためにできることを子どもたちと一緒に考えていく」という「エコチル」の理念と、SDGs未来都市に認定された相模原市のビジョンが共鳴したことにより実現した。
「エコチル」相模原版創刊号は、地球温暖化や生物多様性などをテーマに、市内小学生が描いた絵をはじめ、イラストをふんだんに使った子どもたちが親しみやすい紙面が特徴だ。