2023年07月05日 19:02

全国映画感想文コンクール実施委員会は、「映画と育む、コトバとココロ」をスローガンに、全国の小学生、中学生を対象とした「映画感想文コンクール2023」(第10回)を開催する。

映画は、観て楽しいというのはもちろん、現実では体験できないような違った世界や歴史、文化を体験し学ぶことができる、他者の視点で物語に触れることで、感受性や想像力が豊かになるなど、様々なメリットがある。特に子どもたちにとって、コロナ禍で失われたといわれる「コミュニケーション能力」や「他者共感力」など、映画を楽しみ、その感想を文章にして書き込むことで、取り戻せる機会にもなりえる。同コンクールは、映画という娯楽を学びや感情の育成に繋げること、まさにコトバとココロを育むことを目標としている。

同コンクールでは、映画会社、配信、レンタル店の協力のもと様々な取り組みを実施。「プライム・ビデオ賞」では、子どもたちにぜひ見てもらいたい2作品として「AIR/ エア」「おやすみ オポチュニティ(中学生推奨)」を推奨している。また、各映画会社が子どもたちに見て欲しい作品をチョイスして特別賞を設定。「ラーゲリより愛を込めて賞」「ゴジラ賞」「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター賞」の受賞者には作品にちなんだ副賞などが贈られる。さらに、「SDGs特別賞」を設け、貧困・差別・ジェンダー・環境など様々な問題を、映画を通じて子どもたちが自身の問題として受け止めてもらう事で、これからの社会を歩んでいくためのきっかけにしてもらいたいと考えている。

応募受付期間は9月15日〆切。

公式サイト