2023年07月05日 09:04

アマネが運営する「ホテルアマネク新宿歌舞伎町」は、日本の伝統的な器である「お重」と「小鉢」を併用した朝食のビュッフェ提供を6月から開始した。この提供スタイルによって、ビュッフェの取りすぎを防止しフードロス問題の解決に寄与した「SDGsの達成」を目指すと共に、当ホテルの約9割を占めるインバウンドの利用者へ「異文化体験」を提供していく。

SDGs(持続可能な開発目標)を達成するために、フードロス問題が注目されている。特にホテル等でのビュッフェスタイルについては利用者にバリエーション豊富な料理を一度に提供できる魅力がある一方で、常に料理の量や種類を確保する関係でフードロスが出やすい提供スタイルであった。

アマネク新宿歌舞伎町ではメインとなるホットミールを5種から選んでもらい、別途ビュッフェの食事を用意する「ハーフビュッフェ形式」を導入。さらに器としてお重と小鉢を使用することで、ビュッフェの食事も取りすぎることなく厳選して味わってもらうように工夫した。

これらの取り組みにより、ビュッフェで用意する料理の量をある程度制限しながらも、ビュッフェスタイルの特徴であるワクワク感を味わってもらえるようなレストラン運営を目指していく。

アマネク新宿歌舞伎町ではお重と小鉢の導入によるフードロス問題解決だけでなく、短期間で成長するエコ素材「竹」を使ったアメニティの導入によるプラスチック製品の削減など、環境に配慮したSDGs推奨ホテルを目指している。