2023年07月04日 18:59

トルビズオンは、自社が提供する「S:Road」における全国展開パートナー第2弾として、7月4日に、愛知県、富山県、宮崎県の3社が新たに参加することを発表した。これにより、各社は自身の地域でドローン空路のリスクアセスメント事業を開始する予定。

第2弾のスカイディベロッパー3社は各県で空路の構築を進めており、各地域の「空の道」は、ドローンスクールの訓練場以外にも、各種点検業務、鳥獣被害対策など、多様な用途での利用が見込まれている。

「S:Road」は、ドローン運行者と地域空路を調整する企業のマッチングプラットフォーム。特許技術「スカイドメイン(R)︎」を駆使し、空域情報のデータベース化とその活用推進を実現。S:Roadを通じてドローン飛行のリスク管理を行い、地域社会との調和を図りつつ空域の利用を広げることが可能となる。ユーザ(ドローン事業者)は、地域合意の獲得や自治体との連携に必要な作業において、地域企業(スカイディベロッパー)のリソースを活用し、コストを大幅に削減できる。

同社パートナーである地域のスカイディベロッパーは、空路のリスクアセスメントや地元調整業務をビジネスとして展開できる。具体的には、リスクアセスメント済みの空路データ(スカイドメイン)の取引をプラットフォーム上で実現。これによりドローン事業者は、地域合意が完全に取得されたエリアを容易に利用することができるようになる。