2023年07月04日 13:03

マネーフォワードは、7月4日、金融機関が個人顧客向けに金融商品を提案する際に活用できるWEBコンテンツ「XIM-Contents」の提供を開始する。
金融機関向けのサービスを提供する同社の部門「Money Forward X」では、2022年から、金融データを分析してライフイベントや金融商品のニーズを検知し、アプリやメールを通して一人ひとりに合わせた金融商品を自動的にレコメンドできる機能「X-Insight Marketing(XIM)」を提供してきた。すでに複数の金融機関の「通帳アプリ」などに搭載されており、「XIM」で提案された金融商品広告におけるCTRの実績は、一般的な金融商品の広告と比較して高い効果が出ている。
しかし、「XIM」で提示した金融商品に興味を持ったユーザーを契約につなげるためには、商品理解を深められるランディングページを用意する必要がある。そのようなページの作成にはWEBマーケティングの知見や一定のコストが必要とされるため、効果的なコンテンツ作成が難しいといった声が利用行から寄せられていた。そうした課題に対応するため、個人顧客向けに複数の金融サービスを提供してきた同社のノウハウを活かし、シンプルなUIで金融商品を分かりやすく提案できるコンテンツとして「XIM-Contents」を開発した。同コンテンツは、「XIM」でのレコメンド実績で特に反響の大きい投資信託と保険について、運用シミュレーションや選び方の診断ができる7つのコンテンツから提供を始め、様々な金融商品を対象として順次コンテンツを拡充する予定だ。