2023年07月04日 09:03

アブロードシステムは、オンライン展示会を使った新しい集客のノウハウを構築できるバーチャルショールームを7月から無料公開した。

バーチャルショールームはその場に居ながらVR空間にアクセスできるメタバースを使った商品展示の新しい方。利用者は自宅や会社で訪問先の企業のショールームに訪問し、展示ブース内を自由に歩き回る感覚で商品について詳しい情報を調べたり、購入後のユーザーへの情報提供、企業に直接問い合わせをする事ができる。

このシステムは、イベントを使った集客や展示会出展がはじめての企業や過去展示会出展で思うように成果がでなかった企業に貢献する。日本国内の展示会出展費用が高く2~3日の短い期間の出品では展示会を使った販促活動のノウハウ構築が難しいという状況を改善したいと思い作成された。

展示会出展では場所代と設営コスト、人件費で100万円/坪単位の出展費用がかかる。出展コストが高止まりしている状況は、根本的には土地代も高く大規模なイベント会場が少ない事で競争が起きず発生している。バーチャルであれば場所代がかからず出展費用も抑えられ、出展者、来場者双方にメリットがある展示会が開催できるのではないかという考えでサービスを公開している。

今まで、メタバースでの展示ルーム作成には3Dの作成に時間とコストがかかっていたが企業担当者がWEBの管理画面に設定するだけで自動作成ができるため、簡単な操作で品質の高いオンラインショールームが作成できるようなった。