エン・ジャパンは、7月3日から、セールスイネーブルメントツール「エンSX セールスアナリティクス」の提供を開始する。

セールスイネーブルメントとは、研修やツールの活用、プロセス管理など、あらゆる営業施策について成果を数値化・分析し、企業における営業組織の強化・改善につなげる取り組み。海外ではテクノロジーを駆使した営業活動の最大化は常識となっており、日本の営業組織でも、システム導入による「仕組み化」の動きが広がりはじめている。

「エンSX セールスアナリティクス」は、オンライン商談をAIによりスコア化し、改善点を可視化することができるセールスイネーブルメントツール。同社の「営業体系」と「過去20年分の商談データ」をもとに独自開発したAI技術で、「効果的なヒアリングの実施有無」や「商談相手に与えた印象」を解析する。

相手に与えた印象を可視化することで、セールスとしての好感度を上げるための改善点がわかる。また、商談内容を詳細に可視化することで、次回商談や受注につながる「優位性フレーズ」の有無を確認することが可能。さらに、「拡大質問」「限定質問」の割合を可視化。効果的なヒアリングの実施有無を確認したり、言語解析により、商談時に使われたキーワードを視覚的に確認することも。具体的な課題の発見だけでなく、早期活躍に必要なセールススキルをプロ講師が個別指導する。