
地区宅便は、1個120円で各家庭のポストに小荷物を届ける配送サービス「コニポス」の提供を7月1日より開始する。
販促DMや各種カタログの他、さまざまなものを人々に届ける「メール便」のパイオニアである地区宅便は、1980年の設立以来、40年に亘って人々からの大切な預かり物を、家庭のポストに届けてきた。その数は年間1億7000万通(2021年度)に達し、一都三県を中心に張り巡らした強固なネットワークと、メール便に特化した独自の配送ノウハウを持つ「ポストインのプロ集団」として、高い評価を得ている。
近年、ラストワンマイル流通においては、EC普及による流通量の増加、受取り方法の多様化にドライバーをはじめとする現場の「人手不足」が重なり、深刻な問題が発生している。これに近年の人件費・物価の上昇の影響に伴う物流費の高騰も、社会が抱える大きな課題となっている。
セイノーホールディングスのラストワンマイルグループ会社である地区宅便は、メール便に特化した環境負荷の低い同社Green配送ネットワーク(地域密着細分化により効率化された徒歩、自転車による配達組織)を活用し、これまで40年間の配送業務で培った追跡システム・配送管理ノウハウを「ポスト投函可能な小荷物」にひろげた「コニポス」のサービスを開始。これにより、EC通販の小荷物配送の分野においても、同ネットワーク最大の強みである一都三県特化型「業界唯一無二のローコストオペレーション」を提供することで、これら社会課題の解決に挑戦していく。
プレセールス期間は7月1日~12月31日まで。今後は1都3県以外への拡大も検討。