2023年06月29日 09:03

JTOWERは、4月に開業した東急歌舞伎町タワーにて、インフラシェアリングを活用した電波環境整備を実施したことを知らせる。

東急歌舞伎町タワーは、ホテルおよび映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる、地上48階・地下5階・塔屋1階、約225mの超高層複合施設。大衆娯楽文化の街・歌舞伎町の中で文化発信を続けてきた「新宿TOKYU MILANO」の系譜を受け継ぎ、「好きを極める」をコンセプトに、様々なアートやエンターテインメントのプロジェクトが展開されることで注目されている。

JTOWERは同施設にて、複数の携帯キャリアの通信設備を一本化する屋内インフラシェアリング・ソリューションにて、通信環境の整備を実施した。インフラシェアリングの活用により、省スペース、省電力化に加え、資材や工事工数が削減されることで、環境に配慮した、より効率的なネットワーク整備に貢献する。

JTOWERは、2014年に屋内インフラシェアリング・ソリューションの商用サービスを開始し、以降、商業施設、オフィスビルのほか、病院、行政施設、物流施設、アリーナ・展示場など、幅広いカテゴリの施設にて順調に導入物件数を増加してきた。2020年には5Gに対応する共用装置の開発を完了し、導入を本格化するなど体制を強化し、導入済み物件数は429件と、国内随一の実績を誇る。

今後もインフラシェアリングのパイオニアとして、これまで培ってきた通信分野における技術・知見を最大限発揮し、社会のデジタル化に貢献していく。