2023年06月27日 19:44

音声ソーシャルライブアプリ「Wacha」では、2022年10月に、「貢献報酬」のシステムを導入した。
このたび、2023年1月と5月の月間を比較すると、ギフティング利用金額が約30倍に増加。また、2023年5月には、ギフティングを獲得したWachaの配信者が約47.3%に達し、配信者のおおよそ2人に1人がギフティングを受け取っている状況になった。さらに、ギフティングを受けている人々の幅は非常に広く、誰でも簡単に副業やお小遣い稼ぎとして利用できるということが明らかになった。
Wachaは「音声ソーシャルライブアプリ」。配信者とリスナーの垣根が低いので、双方向型で、居心地を重視した距離の近さが特徴。Wachaは単に音声ライブを楽しむためだけでなく、副業や兼業としても利用されている。例えば、「ながら配信」や「作業配信」といった形式では、配信者が家事や子育てなど別の作業をしながらプライベートな瞬間を共有し、ギフティングを獲得することができる。
導入された「貢献報酬」は、独自のアルゴリズムに基づいて提示された「盛り上がり指数」に応じ、リスナーやスピーカーから投げられたギフトの報酬を、ホストだけでなく配信に貢献したスピーカーにも分配する仕組み。今までは、ライバーの一方的な配信や、リスナーからライバーへの一方的な応援という形になってしまいがちだったが、その点を問題視し、参加者全員が活躍できるシステムの導入に至った。2022年9月に特許の出願手続きが完了している。