2023年06月27日 12:44

ドローンエンタテインメントは、ドローンの機体製作から業務運用を網羅的に体得することが可能な技能育成プログラム「YDL FPVドローンコース」を7月より開始する。
FPVはFirst Person Viewの略。ドローンに取り付けたカメラ映像をリアルタイムで見て操縦するのが特徴で、量販店で販売しているドローンと異なりすべて自作する必要がある。動物的な動きを伴うカメラワークは世界的に新しい映像手法として取り入れられ話題となっている。
今回、ハリウッド映画やTVCMの特殊撮影として活用機会が増えてきたFPVドローンを3カ月以上かけて習得する「YDL FPVドローンコース」の第一期生を募集開始する。これまでのドローンスクールとは内容も期間も全く異なり、実際の仕事の第一線で活躍できる人材を育成することを前提に実施。単なるドローンの操作技術習得だけでない、撮影・演出・企画など創造的なドローンの活用を目指すプログラムだ。
FPV撮影を依頼するうえで、どのような飛行技術や撮影技術を担保すれば良いのか、これまで映像実績以外に判断基準がなかったために、依頼する側もされる側も取引がしずらい状況にあった。YDLでは、これまで数多くの撮影実績から、現場に必要とされるカメラワークや動き、必要知識を整理し、技能認定機会を設けることで、必要な技能水準にあることを担保できる技能基準を策定しパイロットに付与する。
講座価格は47万円~85万円(税込、3~6カ月)。開催日は7月29日より毎週土日実施。開催場所は、メイン会場として相模原某廃墟(住所非公開)。