2023年06月26日 19:48

立命館アジア太平洋大学では、今年度を「第2の開学」として位置付け、様々な記念企画を実施している。その一環として、APUでいちばん美味しいスパイスカレーの決定戦「C-1グランプリファイナル」を7月1日に開催する。
APUでこのような食の対決イベントを行うのは初めてで、当日は、学生・教職員から成るおよそ300名の審査員が試食し、ファイナリスト4組のカレーのうちコンセプトに共感し、かつ一番美味しいと感じたカレーに投票する。そこで最も票数を得たチームが「C-1グランプリ」王者に輝く。優勝チームは、一般に販売を行う予定だ。
このイベントは、コロナ禍で希薄になっていた学内の交流を人気のスパイスカレーという切り口で活性化させるインナーコミュニケーションの役割と、イベント出店などの機会を通じて、地域の人々との交流を促し、APUの多様性を身近に感じてもらうことを目指す。6月上旬に学生・教職員11名の学内審査員により書類審査が行われ、全14の応募学生チームの中から、4組のファイナリストが選出された。書類審査は、全4項目の10点満点評価で審査された。
あらゆる食材を受け入れ、多彩な文化に馴染みながら、独自の発展を遂げ、世界中の多くの人に愛されているカレーと、多国籍な学生が集まり、互いを認め合いながら尊重し合い成長していくAPUの姿は、どこか似ている。世界各地で自国文化のカレーに親しんできた学生たちが持ち寄り混ぜたアイディアで創り上げるカレー。どんな一皿が出来上がるか注目だ。
「C-1グランプリファイナル」は7月1日開催。