2023年06月23日 15:46

プロキッズは、兵庫県姫路市と共に「未来の農業ロボット アイディアコンテスト2023」を開催する。

農業分野は、就農者の高齢化や使われない畑の増加といった人手不足など、多くの課題を抱えている。こうした課題を小学生から中学生の人々に身近に感じてもらうために、「未来の農業ロボットアイディアコンテスト」を開催している。今年が3回目となり、2022年度は200件近くの応募があった。大きな特徴としては、同コンテストはアイディアを披露してもらうコンテストで、実際にロボットを作る必要はない。農業の課題を解決すべく、自由な発想やアイディアを「農業ロボットの絵」と「特徴」で表現してもらう。

兵庫県姫路市は、農業とテクノロジーの双方に精通した人材の育成が必要と考え、内閣府の地方創生推進交付金事業「スマート市民農園×STEAM教育による地域に根付くアグリテックの担い手育成事業」に取り組んでいる。情報通信技術(ICT)を活用した農業で新たなアプローチを生み出せる人材を輩出することを目標に、同コンテストを行う。

プロキッズは、子ども向けSTEAM教育やプログラミング教育「Codeland」、イベント事業を行う中で、人工知能やIoTなどのIT教育を通じて子ども達の可能性を広げるサポートをしてきた。今回のような「ものづくり」へのきっかけや新たな技術を学べる教材作成を通じて、子ども達の生活にあるさまざまな課題とその解決策について考える機会を増やし、未来の仕事に繋がる成長を後押ししたいと考えている。

応募期間は6月23日~9月29日。

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