2023年06月23日 15:27

文京学院大学は、人間学部で主に福祉を学ぶ学生有志12名が、文京区高齢福祉課とソフトバンク株式会社と連携した高齢者向けウォーキングイベントに、6月30日参加する。

本イベントは、ソフトバンクが開発したスマートフォン用のシニア向けウォーキングアプリ「うごくま」を活用。高齢者のウォーキング習慣化をサポートし、フレイル対策と健康寿命の延伸につなげるというもの。同時に、スマートフォンが身近なツールとなるよう高齢者のDX推進を図ることを目的としている。

本イベントは、文京区高齢福祉課、ソフトバンク、文京学院大学の3者連携で開催される。当日は、事前に「うごくま」の利用方法を学び、約3カ月間、普段の生活にウォーキングを取り入れた約50名の高齢者が参加し、文京区役所から傳通院までのウォーキングコースを往復する。本学の学生は、高齢者のウォーキングに同行して、楽しくコミュニケーションを取りながら、安全確保を図る。

アプリを使った、ウォーキングの健康への効果測定のサポートをすることも目的の一つ。この活動を通して、多世代交流を体感、福祉とビジネスをつなげる場としての実感を得てもらうことを期待している。また、社会貢献学習(サービスラーニング)やカリキュラムの中で行っている事業企画(マーケティング)の策定への寄与という側面でも、学生にとって貴重な場となることを目指す。