コスモスホテルマネジメントは、アパートメントホテルMIMARUにかかわるすべての人と取り組み、実現させたいサステナビリティの、3つのテーマを掲げている。このたびその「人と働き方の多様性」「ゲスト・地域とのつながり」「環境配慮」においても活動を公開した。

今回は、ユニバーサルデザインの総合コンサルティングを行う「ミライロ」監修により、「みんなが安心して泊まれる」ホテルをめざした取り組みを紹介。まずその取り組みのひとつとして、障がいのあるゲスト視点でホテルまでのアプローチや客室を確認し、紹介する活動に着手した。

「MIMARU大阪 心斎橋EAST」にて、最寄り駅からMIMARUまでのルートを障がいのある人の視点で確認し、アクセスマップを作成。道路の平坦さや通路幅など「移動のしやすさ」「移動距離」「雨にぬれずに移動できるか」などの観点を組み合わせて、3とおりのルートを説明。写真を添え、弱視の人にも視認しやすい色を採用している。

また「MIMARU大阪 心斎橋EAST」では、車いす利用者の目線で、共用設備と一部客室タイプの詳細案内を用意した。車椅子が通れる幅であるか、車椅子から移る際に移動しやすい高さかどうかなどを、写真、イラスト、寸法、レイアウトで紹介。宿泊前に施設内の状況を確認することができ、安心して利用できるようにした。順次、全施設で採用していく。