HITOWAケアサービスは、ライオンが提供する「TANO-LTプラス」を、有料老人ホーム「イリーゼ練馬石神井台」「イリーゼ狭山入曽はなれ」に導入する。

「TANO-LTプラス」は、新しい科学的運動習慣づくりサービス。ライオン、整形外科医松平浩先生らにより開発された「健口眠体操(R)」ほか、オリジナルコンテンツを搭載した「TANO-LT」に、「イリーゼ」での現場知見などを加えている。感覚で、画面の動きに合わせて体を動かすことで、機能訓練につながる運動ができるほか、ゲーム中にデータを自動取得し、パーソナライズされた測定レポートを作成することが可能。

パーソナルレポートでは、6つの指標から成る「アクティブLifeスケール」を用い、健康的な生活に必要な機能を評価する。楽しく運動をするアクティビティ要素に加えて、データによって入居者の身体機能の状態や運動の成果を可視化。それにより、入居者のモチベーションアップにつなげ、楽しい運動の習慣化がさらなる健康維持増進へとつながっていく。

また介護者がサポートする際も、より簡素に分かりやすく使用できるように、操作がタブレット上に集約されており、介護現場に寄り添った工夫がなされている。これまでの両社の実証実験でさまざまな効果検証を行った結果も踏まえ、入居者の生活を豊かにし、健康な心や体をサポートできることを鑑み、導入が決定した。