2023年06月09日 19:20

LayerXは、支出管理サービス「バクラク」において、企業の経理担当者488名を対象に、法人カードとインボイス制度に関する意識調査を実施した。
法人カードを導入している企業で経理業務を担当している185名に対し、インボイス制度施行後における法人カードに関する経理業務の懸念点についてを質問したところ、TOP3は1位「適格請求書か否かの確認が煩雑」51.9%、2位「証憑の回収漏れ」40.0%、3位「記帳が煩雑」35.7%となった。
また、企業で経理業務を担当している488名に対し、法人カードでの決済について、インボイス制度施行後に仕入れ税額控除を受けるには、「カード会社発行の明細やクレジット売上票」ではなく、「取引先が発行した領収書等」の回収が必要なことを知っているかを質問したところ、47.5%が「知らなかった」と回答した。
法人カードを導入している企業で法人カード決済に伴う領収書等の証憑を「すべて回収できていない」と回答した92名に対し、領収書等の証憑をすべて回収するための対策をしていているかを質問したところ、「対策をしている」34.8%、「対策を準備している」40.2%、「対策をしていない」25.0%となった。
法人カードを導入している企業で経理業務を担当している162名に対し、法人カード決済に伴う「領収書等の証憑」の回収率について、何割程度回収できているかを質問したところ、領収書の未回収率は平均21.4%となった。また、「全て回収できている」は43.2となり、56.8%が「すべて回収できていない」と回答している。