シタテルはクラウドサービス「sitateru CLOUD」を通し、atelier hokoが異業種からアパレルに新規参入し、ブランドを立ち上げる支援を行った。

「hoko」にはファッション業界の経験者がおらず、アイテム生産を担当する人員も多くない。しかし、sitateru CLOUDとコンシェルジュサービスを組み合わせることで、ゼロからブランドを立ち上げ、様々なアイテム生産を実現できたという。

サービスの導入当初は、同社の担当者がサポートしながら実務を行う。sitateru CLOUDを活用することで、徐々に生産の流れが理解できるようになり、アイテム生産に関する社内のナレッジも蓄積。また自社で行える作業も増え、効率が高まる。アパレルブランドの立ち上げで不明なことがあっても、サポートを受けながら、パソコン画面を介し、資材の調達や仕様書の作成・サンプル制作を実施。最終的には量産、納品まで、クラウド上で関係各社とやり取りをしながらアイテムの生産を進めていくことができる。

atelier hoko代表取締役の浦美帆子さんは、「別の業界にいたので、アイテム生産のノウハウも全くなく、販売までたどり着けるのか不安もあった。様々なサービスを検討するなかで、シタテルであればノウハウ不足を解消し、ビジネスを開始・継続させる環境が整っていると感じた」と語った。