2023年06月05日 15:59

freeeは、グループ会社の透明書店が経営する書店「透明書店」が新たに公式ECサイトをオープンした。

「透明書店」は、透明書店を通じてfreeeが自らスモールビジネスを経営していくこと、そしてfreeeの社員が実際にバックオフィス業務を経験することで、スモールビジネスの実情とそれに取り組むユーザーを深く理解するとともに、そこで得た体験を自社サービスへ反映するために立ち上げた。4月に台東区蔵前に実店舗をオープンし、売上の計算や仕入/在庫管理などさまざまな実務を体感している。

公式ECサイトのオープンは、スモールビジネス全体でオンラインを活用した販売が多くを占めていることから、公式ECサイトに関する実務を店舗運営同様に体感していきたいという狙いがある。書籍においては、小さな出版社やリトルプレス(少部数発行の出版物)の書籍を選書した。また、透明書店のモチーフになっている「くらげ」のイラストをあしらったTシャツ、バケットハット、グラス、カジュアルソックスなどオリジナルグッズ11点を用意。今後も出品数を増やしていく。

公式SNSでは、会社設立から開店まで、そして開店後の「透明な情報」を発信している。すでに提供しているfreeeのサービスを活用するだけでなく、未発表のfreeeサービスやChatGPTなどのAI技術も活用し、FAXや手書きの在庫管理などデジタル化の余地が大きい書店運営にどのような変化を生み出すことができるのか、その過程も発信していく。

公式ECサイト「透明書店 Web Shop」