2023年06月01日 19:00

5月21日の「国際お茶の日」を記念し、世界140地点へ就航するエミレーツ航空では、提供しているお茶について紹介した。エミレーツ航空では、12種類の特別ブレンド茶を用意している。なかには、マリーゴールドや生姜をブレンドし、アラブの香りを再現した逸品「エミレーツ・シグネチャー・ブレンド」も。

30年以上にわたり、同社ではディルマ・ティーとパートナーシップを組んできた。ディルマ社は、1985年に紅茶の産地スリランカ(セイロン)で誕生した初の、生産者が運営・所有するグローバル紅茶会社。現地で茶葉の栽培、収穫から製品化まで、一貫して行っているため鮮度が高く、世界で最も美味しい紅茶ブランドの一つとして評価されている。

またエミレーツ航空では、客室乗務員に対しティー・トレーニングを実施。クルーたちは、ディルマ社が創業当時から行ってきたサステナビリティな生産活動について学び、それぞれのフレーバーの特徴や、完璧な一杯を淹れるテクニック、付け合わせで風味を引き立てる方法を勉強。それぞれの料理に合うお茶を勧められるよう、フードペアリングのトレーニングも実施している。さらに、茶器やお茶を淹れるための設備にも気を配り、水質にも厳しい基準を設定。綺麗な飲料水を常に提供できるよう、タンク、輸送機器、給水管の定期的な消毒、メンテナンス、モニタリングを行っている。

エミレーツ航空では、毎年3300万杯以上のお茶を機内サービスとして提供しているほか、世界中のエミレーツ・ラウンジでも多種多様なフレーバーを楽しめる。