2023年06月01日 09:41

アスクルは、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2023」において、「DX銘柄2023」に選定された。

「DX銘柄」は、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を業種区分ごとに選定して紹介する。単に優れた情報システムの導入、データの利活用をするにとどまらず、デジタル技術を前提としたビジネスモデルそのものの変革及び経営の変革に果敢にチャレンジし続けている企業がDX銘柄として選定され、さらなる活躍が期待される。今年度は2社が「DXグランプリ」、32社が「DX銘柄2023」として選定された。

アスクルは、2021年度の「コロナ対応部門選定企業」、2022年度の「DX注目企業」選定に続き、今回は「DX銘柄2023」として選定された。「DX銘柄2023」に選定されるにあたっては、一貫したバリューチェーンを構築し、新たなビジネスを創出した点や横断的にDX組織を設置し経営戦略にDX戦略を組み込んだ点、さらにはDX推進について積極的に対外的な発信を継続している点が評価された。総合的な評価ポイントとしては、社名の「明日来る」(あすくる)を実現すべく、自社物流を活かして品揃えを強化しつつ、多品種の商品の欠品を未然に防ぎ、さらに配送を効率化するために、物流センターにおけるデジタル化・ロボット化を推進していることが評価された。また、EC企業としてデジタル活用やビッグデータ分析との相性の良さも有利に働く点が指摘された。

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