2023年05月31日 10:11

阪急電鉄は、SPACERと協働して、手荷物の一時預かりに加え、専用Webサイトで注文した商品の受取りやサービスの利用ができる「スマートロッカー とりクロ」の実証実験を6月6日から実施する。

この実証実験では、駅のロッカーを活用した2つの機能(商品の受取り、サービスの利用)を提供し、それぞれのニーズを検証する。「商品の受取り」では、「コストコ」の商品や「阪急電車グッズ」を、大阪梅田駅または豊中駅のロッカーで受け取ることができる。「サービスの利用」では、ショールーミング店舗「Alice land」でレンタルした人気家電などを同ロッカーで受け取ったり、返却したりすることができる。また、デジタル機器の修理を行う「スマホスピタル」との間で、同ロッカーを介して修理のとりつぎができる。

実証実験では、手荷物預かりについても、1時間以内の預かりを無料にする等の料金設定や、冷蔵機能付きロッカーの併設など、利便性の向上や機能の拡充を図り、これらのニーズについても検証する。今後は、実証実験の結果をもとに、提供する商品やサービスの拡大など、駅の利便性をより高めることができるさまざまな施策を検討していく。

料金は、「商品代金もしくはサービス代金」のほかに「サービス利用料」が必要(サービス利用料は商品やサービスごとに異なる)。サービスの開始日は6月6日10時から。設置場所は、大阪梅田駅、豊中駅。

専用Webサイト