2023年05月30日 12:54

としまアートカルチャーまちづくり協議会は、豊島区および豊島区観光協会、民間企業各社と連携して7月21日より池袋の街を舞台にした体験型のミステリーアトラクションを複数展開するプラットフォーム「池袋ミステリータウン」を主催する。

豊島区では誰もが文化を楽しみ、時には主役となって文化を体感できる「リアルな劇場都市」を目指したまちづくりが進められてきた。今回のプロジェクトは、江戸川乱歩デビュー100周年となる今年を機に、池袋のいたるところで体験型のミステリーアトラクションを仕掛けることで「ミステリーの聖地化」を図り、国際アート・カルチャー都市づくりを加速させていく。

豊島区は、日本の推理小説を切り開いた江戸川乱歩の邸宅が区内にあり、京極夏彦「姑獲鳥の夏」や石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」など、豊島区内を舞台にした作品もあるなどミステリーとのゆかりが深い地域だ。そんな歴史や文化を活かして、豊島区と大正大学、様々な民間企業が協力して池袋各所でミステリーアトラクションを仕掛ける。プロジェクト開始当初は、池袋平和通り商店街、サンシャインシティ、プリンスホテル、WACCA、Mixalive TOKYO(講談社運営)、古代オリエント博物館などで約10アトラクションをリリースするところから開始し、順次参加可能なアトラクションが増加していく見通しで、年間10万人の動員を予定している。プロの制作者と、大正大学の地域創生学部の学生が協働し、新しいジャンルのミステリーアトラクションの企画・制作をすることも予定している。

「池袋ミステリータウン」ティーザーサイト