2023年05月29日 15:41

京葉ガスグループの京葉ガスエナジーソリューションは、JA鳥取西部と根雨小水力発電所の更新工事にあたり、5月27日に起工式を執り行った。

本発電所は、昭和33年の運転開始から60年以上にわたり、二酸化炭素を排出せずにクリーンな電気を供給し、地域の発展に貢献してきた。しかしながら近年は設備の老朽化により、出力の低下や故障が発生したことから、両社は協働事業として水車や水圧管などを最新設備に更新して安定的に運営していく計画を進め、今般、更新工事に着手。更新工事は2024年春に完了する予定。

新たな根雨発電所も、これまでと同じように、次の時代においても地域に安定かつクリーンな電気を供給し続けることが計画されている。なお本発電所は、京葉ガスエナジーソリューションとJA鳥取西部による5つ目の小水力発電の協働事業となる。更新後には、5つの発電所合計で、年間約570万kWh(約1580世帯分)の電力を発電する見込み。起工式には、吉岡比呂志代表取締役や中西代表理事組合長をはじめとする両社の関係者が参加し、工期中の安全と無事を祈願した。

京葉ガスエナジーソリューションとJA鳥取西部は、地域とともに持続可能な未来の実現に向けて、連携を深めながら、再生可能エネルギーの普及を含めた取り組みを進めていく。京葉ガスエナジーソリューションの再エネ事業サイトはこちら「地域とともに未来をつくる」。