2023年05月29日 12:03

日本ウェルビーイング推進協議会が主催する「世界農業遺産活性化プロジェクト」は、5月1日〜7月9日、和歌山県みなべ町にて「梅収穫ワーケーション(通称:梅ワー)」を開催する。

普段の仕事をリモートワークしながら自然あふれる地域で体を動かし、作業に没入する体験を通じてウェルビーイングを高め、セルフリーダーシップを強化する真のワーケーション体験を創出する同事業は、人材開発と地域活性を同時に行いながら、一次産業への関心を拡大する実例として注目されている。同事業を主宰する島田由香さんは、日本ウェルビーイング推進協議会/YeeYを共同創業し、日本のウェルビーイングの底上げに力を尽くしている。島田さんがワーケーションのために度々和歌山県へ訪れていたことをきっかけに、日本一の梅の産地であり、世界農業遺産認定地域でもあるみなべ町の基幹産業である梅栽培において、梅農家が抱える人口減少・高齢化・後継者/人材不足といった課題を抱えていることを知り、2022年6月に初めて1カ月間開催した。

2022年の経験を経て、アンケート等の結果「参加者のウェルビーングが上がった」という実績や、農家/自治体のニーズを受け、2023年は5月、6月、7月の3カ月にわたって、19軒の梅農家で実施が決定。5月は広大なエリアに敷き詰められる青いネットを張る作業とそのための準備、6月は梅の収穫(青梅をもぐ、熟した梅を拾う)、7月は塩水に浸かった梅を何度もひっくり返しながら干すなどの作業がある。

参加費は無料。開催期間は5月1日〜7月9日。開催場所は、和歌山県みなべ町(19軒の梅農家の梅畑)。

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