2023年05月24日 19:16

人吉温泉鍋屋は、屋号を「人吉温泉鍋屋本館」より「人吉温泉鍋屋」に変更し、6月2日にグランドオープンする。
当館は、創業文成12年(1829)、江戸時代から続く老舗湯宿として皇室をはじめ多くの文人墨客や著名人の人々を迎えてきた。令和2年の熊本豪雨災害から約3年を経て、八百年を超える城下町の象徴であり日本百名城として知られる人吉城址(三日月城)や球磨川を有するこの人吉・球磨地方を象徴する湯宿を目指し、全面復旧再開、今回のリニューアルオープンに至った。
新たなコンセプトは「三日月城の懐、悠久の時が育んだ心づくしはそのままに、時の流れと共にしなやかに進化する湯宿」とした。これには、城下町とともに歩み続けた老舗宿ならではの長きに渡り継承し育んできたおもてなしを大切にし、老舗でありながらも時代の変化や利用客のニーズに合わせて柔軟に対応するといった想いと姿勢が込められている。
客室は人吉球磨で最も美しく咲く花の名前を冠した3室のスイートをはじめ、この地域で見られる鳥の名前を冠したセミスイート5室、スーペリアルーム1室。イノベーティブ・キュイジーヌを提供するレストラン「CRESCENT/クレセント」や30種類以上の球磨焼酎を取り揃えたバー、大浴場、家族風呂、足湯、オリジナルの米焼酎「女将桜」を取り扱うショップ、キッズスペースなどが新設された。また、館内随所には人吉城址を象徴する三日月のモチーフが施されている。
「人吉温泉鍋屋」は、6月2日グランドオープン。