2023年05月24日 16:05

生活クラブ生活協同組合連合会は、サステイナブルな取組みを紹介する計6本のプロモーション動画シリーズを、5月24日より公開した。1つの製品のバックストーリーにある「問い」を視聴者に投げかける構成となっており、その問いに対する答えは特設サイトにて見ることができる。
「SDGs」「サステイナブル」という言葉がこの数年間で広く知られるようになった。生活クラブは1968年の設立当初より、生産から廃棄にいたるまで安全や健康、環境に配慮した品物の共同購入を通じ、持続可能な社会をめざしてさまざまな取組みを行なってきた。そのような生活クラブがつくってきた製品の中から、このたびは6品にスポットを当てている。
そのひとつが、「信州トマトジュース」。飯縄山の麓に広がるのどかな町、長野県飯綱町で地面に広がって育つ地這いの加工用トマトが、信州トマトジュースの原料。生食用のトマトと比べて、皮が固く丈夫な実を持つこの加工用トマト、実はその植え付け・収穫に生活クラブの組合員も参画している。
高齢化など人手不足に悩む生産者のため、国産100%トマトジュースの持続可能な生産・消費のため、毎年5月と8月にのべ約130人もの組合員が生産に携わる。その賃金はトマトジュースの原価に組み込まれるため、販売価格は毎年変動。さらに組合員はこのトマトジュースを注文し、飲むことでも間接的に長野県産のトマトジュースの生産を応援。「食べ手」「つくり手」という垣根を越えた、農業の持続可能性を考えたサステイナブルな活動となっている。詳しくはこちら。