2023年05月23日 19:41

明智光秀ゆかりの地である京都府福知山市は、同市にある日本の棚田百選・つなぐ棚田遺産認定の「毛原の棚田」全住民26名が登場するポスターを発表した。今後、市立図書館では、閉館後の図書館を初めて活用しトークイベントを行うほか、「変化人」オススメ本の展示も行う。
酒呑童子伝説のある大江山のふもとにある、福知山市大江町の毛原地区。急峻な斜面と小さな谷に囲まれた集落には、大小約600枚の棚田が広がっている。1990年代から毛原の棚田を保全する地域ぐるみの企画を開始。1999年「日本の棚田百選」、2022年にポスト棚田百選の「つなぐ棚田遺産」に認定された。
今回のポスターは、このまちで挑戦し、まちを変えていく「変化人(へんかびと)」を応援する企画「福知山の変」の最新作。広告界で活躍するクリエイターと市役所職員がタッグを組み、まちの礎を築いた光秀を超えていくような挑戦をし、このまちに変化をもたらす人を紹介する、市民参加型のシリーズ企画。新聞全面広告やポスターを通じて発信している。
新たな変化人に選ばれたのは、「毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト」代表・水口一也さん。高齢化が進む地域で毛原のファンづくりに取り組むほか、全戸にスマートスピーカー導入、クラウドファンディングで食品加工所をつくるなど、関係人口を増やしながら地域課題の解決に取り組んでいる。詳しくはこちら。