2023年05月22日 20:15

アルテマイスター保志は、これからの祈りのかたちを提唱する「厨子屋」のウェブサイトを全面リニューアルした。「祈りを自分らしく」というコンセプトのもと、デザイナーや工芸家と共に創り上げる厨子を中心に紹介している。

アルテマイスター(保志)は、「豊かな心を創る」という理念を掲げ、供養や暮らし、祈りという人の「心」の領域に関わる製品・サービスを提供する。1900 年(明治33年)創業時から、仏壇・仏具・位牌の製造販売を行っているが、近年の生活環境の変化(住環境、核家族化)により、自宅での祈りの場がかつての日本と大きく様変わりしている状況を鑑み、2002年に東京・銀座にギャラリー厨子屋を開廊し、一人ひとりの心に寄り添う、大切なものを納める現代の祈り箱「厨子」を提案している。

開設から20年、多様性を重視する時代となり、厨子を見た利用者から「こういうものを待っていた」「これでいいのよね」といった、これまでの様式とは異なる「自身が望む祈りのかたち」を求める人々が増え、少しずつ広がりをみせている。そういったことから、様々な人々に厨子や仏様、祈りの調度品を見てもらい、時代に合った供養・祈りの場を提案するサイトとして、リニューアルを実施した。

普段の暮らしの中に、厨子を置いたイメージを持ってもらえるよう、様々な使用シーン画像を掲載している。ほか、会津の工房・職人紹介ページを新設。ECサイトと連動し、一部の製品をオンラインでも購入できるようになった。

公式サイト