日本ゼオンは、開発を進めている高信頼性マルチマテリアル接着剤の本格展開をスタートする。

日本ゼオンが開発する高信頼性マルチマテリアル接着剤は、異種材料同士の接着が可能（モビリティの軽量化に貢献）であるだけでなく、加熱によって容易に剥離が可能（材料の分別リサイクルが容易）といった特長を持ち、次世代モビリティに欠かせない材料・技術。5月には同開発品の紹介Webページを公開したほか、同24日からパシフィコ横浜にて3日間開催される「人とくるまのテクノロジー展YOKOHAMA」にも出展する。

日本ゼオンは、「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」という企業理念のもと、大地（ゼオ）と永遠（エオン）からなるゼオンの名にふさわしく、独創的な技術・製品・サービスの提供を通じ、「持続可能な地球」と「安心で快適な人々のくらし」の実現を目指している。

2030年を目指した中期経営計画にて掲げる4つの重点分野のうちの1つである「CASE・MaaS」分野における新たな提案として、高信頼性マルチマテリアル接着剤（開発品）の本格展開をスタートする。高信頼性マルチマテリアル接着剤（開発品）の主な特長は、マルチマテリアル接着性（多様な材料と異種接合が可）、耐水性（低吸湿性、加水分解しない）、耐電食性（高絶縁性）、耐衝撃性（柔軟で伸びに優れる）、易解体性（リサイクル性に優れる）となる。

人とくるまのテクノロジー展2023YOKOHAMAは、5月24日～26日パシフィコ横浜にて開催。ブースNo.169にて出展する。