2023年05月22日 16:00

5月19日、アニスピホールディングス社のグループホーム直営店に、サンディエゴ州立大学健康福祉学部の学生が、見学に訪れた。同大学は1897年創立。100ほどある専攻分野の中では、ビジネス、心理学、犯罪学などが人気で、国際ビジネスや看護学の課程にも定評がある。
このたびは、日本における公共衛生、社会福祉、看護、リハビリテーションに関連する健康サービス分野についての知見を深めるという目的で、1週間日本に滞在。そのうちの1つのプログラムとして、講義に引き続き直営店にて、施設見学を行った。
先日の講義では、日本の障害福祉の現状を学んだが、今回は実際に運営している現場を見学。どのように障害のある人が共同生活を行っているのか。障害福祉事業の運営の資金は、どのような仕組みになっているのか。また、冷蔵庫は人数分ないが、どのように棲み分けて使用しているのか。現場だからこそ聞ける内容について沢山質問が寄せられ、実際の障がい者グループホーム運営について学ぶことができた。
今回の見学には、今年新卒入社の女性スタッフが案内役として同行。彼女は日本生まれで、両親はアメリカで生活している、日本語と英語のバイリンガル。障害者施設とペットの保護施設を一緒に提供する同社のアイデアを気に入り、入社を決意したという。自身の知識に、エリアマネージャーの言葉を加え、流暢な英語を交えて、通訳に協力した。