2023年05月18日 19:00

4月29日~30日にGメッセ群馬にて開催された「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」にて、パナソニック コネクトの「TAZUNE(タズネ)」が採用された。これは、アバターを介してリモートによる非接触・非対面での案内業務を可能にするサービス。アバターを通じた無人の「AI 対話機能」により、省人化とスムーズな会議案内を実現し、MICEのイベント運営をサポートした。

本会合のような大規模な国際会議においては、会場スタッフによる受付や案内が欠かせない。しかし近年、少子高齢化による働き手不足や働き方の多様化によるリモートワークの増加が急速に進み、省人化や効率化が求められている。さらに、多くの人々が集まる会議・イベントにおいては、接触機会を低減した対応が求められている。

本会合では、会場エントランスロビーに設置したディスプレイ上で、AI対話機能を通じて、音声認識を使った問い合わせ内容の自動応対や、チャットボットでのよくある問い合わせの回答を行った。また各会議のプログラムや会場施設内の情報に加え、周辺の観光情報などを無人で案内。今回のような国際会議で必須となる多言語での案内にも対応し、利便性の高い接客サービスを実現している。

また、本会合にあわせて開催された「デジタル技術展」には、本サービスに加えて、「混雑状況可視化サービス」や「公的証書を活用した顔認証チェックインシステム」を出展。パナソニック コネクトのセンシング技術を、多くの来場者が体感した。