2023年05月18日 12:47

エイスリーと凸版印刷は、実在する人物を元にした高解像度のバーチャルヒューマンを活用したキャスティング事業での協業を、5月より開始した。

近年、3DCGやAI技術の発展で、フォトリアルなバーチャルヒューマンを活用した企業広告や各種動画コンテンツに注目が集まり、受付や施設案内などの実業務でも活用されるなど、バーチャルヒューマンおよびその関連技術は、新たなコミュニケーションを表現する技術として期待されている。また、バーチャルインフルエンサーや著名人のバーチャルヒューマンなど、バーチャルヒューマンのアイデンティティも一つの提供価値として認識されるようになってきた。エイスリーと凸版印刷はこのような課題に対し、バーチャルヒューマンのキャスティング事業での協業を開始する。

今回の協業では、エイスリーが保有する、タレントやインフルエンサーなどの幅広いコネクションと知見を活用することで、実在の人物を凸版印刷のライトステージで計測し、効率的にバーチャルヒューマン化。広告やTVCMなどへの利用をはじめ、バーチャルヒューマンによるビジネススキームを確立する。また、凸版印刷が進めてきたバーチャルヒューマンのビジネス利用の知見とエイスリーの幅広いキャスティングノウハウを活用して、バーチャルヒューマンの著作権・パブリシティ権などのマネジメント手法を確立し、バーチャルヒューマンならではのモデルエージェンシービジネスを創出し、バーチャルヒューマンの市場価値を高めていく。

エイスリー / トッパンバーチャルヒューマンラボ