2023年05月16日 20:17

東日本旅客鉄道とKDDIは、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」のビジョンを掲げる「TAKANAWA GATEWAY CITY」において、街の設備や街の人に関するデータを収集・分析するデータ基盤(以下都市OS)の構築を通して、新たなサービスの創出を可能にするまちづくりを進める。
街の施設・人に関するデータや両社の自社データをかけ合わせ、デジタル上でシミュレーションを行いリアルの街にフィードバックするデジタルツインを実施。それにより生まれる新たなサービスを日本・世界に発信し、人口減少や環境問題などのさまざまな社会課題を解決する分散型スマートシティの実現を目指す。
なお、KDDIは分散型スマートシティの実現を自らが実践し加速させるため、2025年春に本社を「TAKANAWA GATEWAY CITY」に移転する。
街での実装に向けて、両社でデジタルツインを活用した新たな体験の創出を実施。「TAKANAWA GATEWAY CITY」では都市OSを活用し、街から得られるデータに加えて、JR東日本が持つ鉄道や駅のデータやKDDIが有する人流データなどを収集しデジタルツイン上で分析することで、「街に関わる人に快適なサービスの開発」「防災シミュレーションを活用した強靭なまちづくりの推進」「ロボットを活用したサービスの開発」を提供する。