クラウド型テレビCM出稿分析サービス「TVAL（ティーバル）」を提供するスイッチメディアは、「TVAL版 TRO（タイムCMリーチオプティマイザー）」の提供を5月25日より開始する。

「TRO」は、スイッチメディアが独自開発したアルゴリズムを用いて、提供番組のトータルリーチをシミュレーションするサービス。本サービスを利用することで、無数にある番組の組み合わせパターンの中から、ターゲットのトータルリーチを基準に最適な組み合わせを見つけ出すことが可能。2020年6月からSMART（スマート）のオプション機能として提供を開始し、これまで主に番組改編期のシミュレーションツールとして活用されている。

今回、2022年6月にリリースされた「TVAL」のサービスとしてリニューアルするにあたり、機能を追加・強化。そのひとつが、コストメリットの見える化。番組の組み合わせに対して、リーチ人数やリーチ人数単価を可視化することができるようになった。それにより、選択した組み合わせの費用対効果、また現行の組み合わせからの改善効果の金額換算の可視化も可能になる。

またこれまでの関東・関西エリアに加え、中京エリアも加わり3エリアへの対応が可能に。加えて、これまでの基本属性（性・年齢）や拡張属性だけでなく、購買ログデータを用いた企業独自のブランドターゲット属性を設定することもできるようになった。UIも使いやすいかたちに刷新。タイムCMの広告効果を向上させるためのプラン立案が、さらに簡単かつ迅速に行えるようになった。