2023年05月12日 19:08

大創産業は、瓜生山学園 京都芸術大学と共同で2017年以来、3回目となる産学連携プロジェクトを始動した。

大創産業は「だんぜん!ダイソー」をスローガンに、生活必需品から趣味趣向品まで生活を豊かにする商品約7万6000点を取り扱っている。京都芸術大学は13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学。芸術を通して社会で必要な力を育成している。

同プロジェクトは、大創産業の商品部と連携し学生が商品の構想、開発、デザインに取り組むもの。京都芸術大学卒業生が大創産業商品企画部デザイン課に在籍している縁から、次代を担う学生への実践的な学びの機会の提供を目的に、大創産業から連携を提案、2017年より開始した。

同プロジェクトでは、「日常生活の中でお客様ニーズを見出した新商品」をテーマに、文具・電気・キッチン・レジャー・収納・洗濯・掃除・ペット・自転車の各ジャンルにおいて、約4カ月をかけてアイデア出し、サンプル作成などを経て15~30種の商品化を目指す。また、知的財産に関する講義を初導入し、学生が自分たちのアイデアをかたちにしていく上で、意匠権・特許権などの調査も取り入れる。4月21日、京都芸術大学芸術学部プロダクトデザイン学科2・3年生の授業の一環としてオリエンテーションを開催した。今後はテーマに沿ってアイデアを提出し、13回の授業を通じて新商品の開発過程や知的財産について学ぶ。学内選考を経たのち、最終選考のプレゼンテーションを8月5日に大創産業東京本部で行い、選考された作品は、DAISO(ダイソー)での販売を目指す。

大創産業 / 京都芸術大学