2023年05月12日 15:36

SkyDriveは、現在開発中の空飛ぶクルマ「SkyDrive式SD-05型」が、世界三大デザイン賞の1つ、「iFデザインアワード2023」を受賞した。
同社は、「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」を開発している。「SD-05」は、2025年の大阪・関西万博における空飛ぶクルマの飛行実現を目指す小型の空飛ぶクルマで、都市部の渋滞解消や過疎地での交通手段の確保、救急医療など、さまざまな個人のニーズに応えることができる。「SD-05」は、大型化・重量化が進むeVTOL業界において、近距離に特化した効率的なラストワンマイルのパーソナルモビリティだ。これにより、すべてのユーザーが空港に行かなくても、自宅の近くで離着陸できるようになる。機能を確保しつつ、従来の航空機とは異なるデザインも実現している。
「iFデザインアワード」は、工業デザインの振興を目的に、1953年に設立された国際的なデザイン賞のひとつ。世界のトップクラスのデザイナーや企業のデザイン責任者などの専門家133名による厳正な審査が行われた。本年は56カ国から約1万1000件の応募があった。今回の受賞では、「The most accessible Flying Car」というコンセプトと、競合と一線を画す個性的かつエレガントなデザインが評価された。