スカイファームは、関東学院大学と連携し、同社システムを基盤とした、キャンパス内で受取できるバーチャル学生食堂の提供を開始した。同社は昨年10月より、関東学院大学の学生1～4年生を対象とした「スタートアップ起業実践講座」を開講。実践を狙いとした講義活動14週を通じて、学生が主体となったこれまでにない新サービスであるバーチャル学生食堂「KGU Virtual Cafeteria Lilac」を立ち上げた。

同大学が今年4月に横浜市関内・関外地区に開設した新キャンパスには従来の一般的な学生食堂がない。そこで街全体をキャンパスと見立て、街の飲食店の食事を日頃から食べられるようにするサービスを企画した。

「KGU Virtual Cafeteria Lilac」は、街の飲食店たちが一つのWEBサイト上に出店し、まるで学食のようにスマホからメニューを注文し、好きな時間に受け取れるバーチャル学食サービス。ユーザーは注文サイトから商品購入後、デリバリーとテイクアウトから受け渡し方法を選択できる。デリバリー商品は店舗が自身で商品をキャンパスまで搬入し、現地にて学生スタッフがユーザーへ渡し、テイクアウト商品はユーザーが店舗へ直接受け取りに足を運ぶ。

本企画の実施にあたり、参画店舗は学生が買い求めやすいリーズナブルな価格帯の商品を開発し、キャンパスの内外から、本格的な数々の横浜グルメを味わえる。また受け取りの時間帯を注文時に設定できるため、授業の合間など空いた時間を活用できる。