
アニメートアークは、子育て関連事業を開発するKidswellに対して、Web3.0プラットフォーム「アニカナ(ANICANA)」に関する技術支援を行い、子育てを行う人々が新しい経済的報酬・社会的評価を得る仕組みの効果を検証する実証実験として「Parent to Earn」を開始した。
「Parent to Earn」は「X to Earn」の概念を「子育て」に適用したもので、子育てに携わる人々に、その貢献に対する経済的報酬を提供する新しいコンセプト。当該プロジェクトを通じて「Parent to Earn」が子育てに関与する人々にどのような影響を与えるかを調査する。
X to Earnは、特定のアクション(X)で報酬を得る仕組みを指し、主にブロックチェーン技術や暗号通貨を利用して実現される。「Parent to Earn」は「子育て」に「X to Earn」を適用し、子育てをすることで報酬を得られる仕組みを提案。実証実験では、子どもの生活記録を提出することでNFT生成権を獲得し、生成したNFTをWeb3.0プラットフォーム「アニカナ」を使って、法定通貨(日本円)で売却することで報酬が得られる仕組みだ。
Kidswellでは「Parent to Earn」を通じて、子育ての価値を可視化し、親子や子育てに関わる全ての人々を幸せにすることを目指している。同プロジェクトにおいてKidswellは、「アニカナ」を用いた子育ての貢献を正当に評価し、価値に換算することで社会との繋がりやキャリアとしての道筋を作る。
第一回実証実験実施期間は5月8日~6月5日。