2023年05月09日 12:46

Sotasは、プラスチック加工会社の経営者・技術者の人々に向けて、工場で活用できるITをシェアするコミュニティ「2030となりのプラ工場」の運営を開始する。
同社は、2022年11月より化学産業に特化したサービスを開発・提供している。リリース以前から、またリリース後も機能追加に向けて、継続的に多くのプラスチック加工会社の経営層、または製造現場へのインタビューを重ねてきた。その中で多くの経営層の人から聞かれたのが「DXへの最初の一歩が難しい」という声だった。また、同社アドバイザーであり射出成形のコミュニティ「PlasticFan」を運営するプラ太郎さんの協力のもと、PlasticFanメンバーの人々にも、技術者目線で感じる現在の改善点、いわゆる「プラ工場あるある」についての意見を聞き、技術者の目線からも工場のデジタル化の遅れに懸念があることがわかった。
上記のようなプラスチック加工会社の現状の改善を下支えするひとつとして構想したものが「2030年となりのプラ工場」だ。最近よく耳にする「DX」「業務効率化」などをテーマに、プラスチック加工工場ならではの観点を織り交ぜ、業務で使えるIT情報としてシェア、意見交換が生まれる素地を作っていきたいと思っている。これまでどこか他人事になってしまっていた「DX」や「業務効率化」について、「自分たちの工場だったらこんな風に活用できる」などのアイデアが生まれていくコミュニティを目指す。