ぐるかいは、ピッチコンテスト「Startup Dream Pitch」の「ターゲットを狙う」部門で同社が運営するソーシャルコマースアプリ「ぐるかい」が優勝し、2023年秋に開催予定の本選への出場権を獲得した。

このピッチコンテストは4月27日〜29日の期間に東京ビックサイトで行われた。90社の新進気鋭のスタートアップ企業が集まり、自社の「Missionと事業の未来」について6分間でプレゼンテーションを行うもので、会場は熱気に包まれた。同社代表取締役・王龑さんは「ぐるかい」の社会的意義、事業内容、将来の展望についてのピッチを行った。「ぐるかい」はコンシューマー向けの商品やサービスを展開する企業・店舗・ブランドのPR戦略をサポートするスマートフォン用のアプリで、SNSの拡散効果を活用するサービスだ。また、「PR」だけでなく「シェア買い」という購買スタイルも提供することで、宣伝から販売までのプロセスをカバーすることが評価された。

「ぐるかい」を活用することで、広告出稿にまつわる業務やコストを大幅に抑えることができる。ポイントはSNSでの拡散力を利用すること。「ぐるかい」のユーザーがアプリ内でPRしたい商品を選択、発行される商品画像を自身のSNSアカウントで拡散する。そしてアプリ内で「いいね！」を一定数集めると、その商品を報酬として無料で受取ることができる。SNSでの拡散が前提となるため、広告費やインフルエンサー費の圧縮に役立つ。ユーザーはまるでインフルエンサーであるかのような体験を楽しみながら、商品を受け取ることができる。

ぐるかい